コンビニにて

イベント

「タクシーってどこで乗れるんですか?」

終電、高砂市初心者じゃなければ、その駅の周辺にタクシーがいないことくらい知ってるはずなので。よく酔って気も大きくなって、でもちょっと寂しくて、誰かに絡みたかった。んかな?笑

周辺に俺しかいなかったので選ばれました。

「この辺でタクシー捕まえるんは無理やで」

電話で呼ぶこともできたんですけど、僕も酔ってたので何となくかまってみる気になってた。
聞けば自宅は駅から3キロくらい。ちなみに俺のうちは2キロくらい。タクシーがないことに悪態をつく彼と二人で歩き始めました。

パトカーが2台通ったので乗せてもらう手もあったんですけど、2人とも酔ってる(逆に自然で怪しさがない)ので職質もされない。。

「どこで飲んでたん?よう飲んだん?」

「姫路です。ちょっとっスよ。お兄さんは?」

「俺も姫路、NIJIバーってお店でLiveやってん。そんな飲んでへんけど酔うようてもてるわ」

「ギター?ウクレレ?なんか弾いてよ」

ウクレレってギターと違って、歩きながら弾けますよね。初めて気づきました。

肩を並べて歩きながら、即興なんですけど、一曲披露したらめちゃくちゃ喜んでくれて、素直に音楽やっててよかったなぁと思いました。

「こいつにも1曲歌ったげてください」

そいつ、さっきまで一緒に飲んでた連れに電話して、もう一曲リクエスト。
やはり電話の向こうの彼もすごく喜んでくれて・・

最後は彼女なんかな?電話の向こうは駅から徒歩30分らしい。俺はもう自宅の近くやったんですけど。彼女が家に着くまで、コンビニの駐車場でミニライブをすることになってまいました。まぁ乾杯できたし、気分も良かったから良いんやけど。

「おかんにも一曲聞かしたってください!」

最後は彼をコンビニまで迎えに来たお母さんにも・・

こっちはファンタジーでも何でもない日常なんですけど。。

27歳、刺激が不足してるみたいでした。笑

結構色々話ししたなぁ。勧めたんですけどね。自分で歌えば良いのになぁ・・

自分の歌が歌えるようになると、人生は少し豊かになる。そう思います。

病み上がりやから打ち上げ行かんと帰ったのに、結局コンビニで酒盛りした話しでした。笑