在来線に揺られて・・ 本を読もうと必ず持っていくが、車窓からの風景を楽しみながら俺はいつも眠ってしまう。

JRの岡山駅は活気があった。世の中の負の感情など吹き飛ばすんじゃないかと思えるほどだ。

東出口の辺り、彼は準備を始めているところだった。ペルーの民族楽器だと思う。世界に蔓延するウイルスの影響もあって、それを生業にする奴らにも過酷な時間が続いている。俺はその時「まだ寒いのに大変だな」そのくらいに思っただけだった。

俺は友人と合流するため駅を後にした。

今朝、部屋を出る時、ウクレレが目にとまった。特に演奏予定があるわけではないが、何故か持って行った方がいいように思えた。本や財布を入れるバック代わりに、俺はそれを持って行くことにした。

仲間からは「今、ギターを持って電車に乗ったらすごい目で見られる。」なんて聞いていたが、俺の場合は平気だった。

ウクレレは小さいからかもしれないし、俺が絶望的に鈍いのか、否定するまでもないミュージシャンであることが演奏を聴かずとも解ったのか、理由は定かではない。

岡山県に、友人のオノピーの顔を見に行ってきました。おはこんばんちわ、ZIGENでございます。

「元気してるか?」電話くれたときは向こうもよく酔ってたみたいで、たまたま顔が浮かんで連絡くれたみたい。

ゲストハウスなんだそう。こんなお店があるなら泊まりも有りですよね。寝て起きて1階のお店で食事して、風呂だけ行って、お酒飲みながらただゆっくり過ごす。どうせ外出しにくい時期ですし、休日の過ごし方に加えてみてはいかがでしょう?

オノピーとはほんとに不思議な縁があって・・

じゃーん。出会った時、数日後にこんなプレゼントを届けてくれたんです。不変ではなく変わりゆく作品、ゆっくり時間が流れて行く感じがします。俺自慢の品。(注:俺が自慢してますが作者はオノピーです)

これもです。細部は攻撃的なのにすごく優しい作品。

 

じげん展をやろう。今まで使ってきた機材とか、ハマった趣味の紹介とか、いただいたデモCD、頂いたレコード、思い出のCD、影響を受けた本、頂いた絵画や、個展で購入した作品とか、そう言うのの展示をしたいなぁと。自分でなんか作れるわけではないので。ただ個展はやってみたいと言う、我ながらずいぶんあつかましい手法ですが・・

問題があります。

「誰がそんな個展に来んねん!」

そう、こう言う問題点にようやく気づけるようになりました。20代の頃なら「これは世界に必要なんだ!」ってすぐにやってた。(いろいろとお付き合いくださいました皆様、もしご覧になられてたら、この場をかりてお礼申し上げます。アクションの際には是非またお付き合いください。←やんのんかーい)

そう言うわけで、ずっと温め続けてます。笑

オノピーの日本一周の旅の話や、俺の最近のライブや燻製の話。のんびり、ほんとにいい時間が過ごせました。

オノピーはワインにハマってるらしく、今回はこんな本をくれました。ワイン、苦手なんですが試してみようって気になってます。笑

帰り、駅まで見送ってくれたオノピーが立ち止まって・・

ストリートミュージシャンに声をかけました。2人で彼の演奏を聴いて・・

んで、こんなことになりました。

いろいろ話したわけじゃないけど、すごく優しい人。そんな感じでした。ほんの10分、でも3人でなんか特別な時間が過ごせました。