アコースティックな夜会のこと
朝日が差し込む部屋、布団の温かさは、それを隔てた先の空気が昨日より冷たいことを伝えている。
俺は体を起こし、ウクレレを手に取った。
見るではなく見えてて、聞くではなく聞こえてる。
次の瞬間、自分で想像もしなかったことを言い始めたり、予期せぬ事が起こって、それによって行動が変わったり。俯瞰しているとは違うと思う。客観的というよりは完全に他人事だ。他人が繰り広げる喜怒哀楽を、自分は特等席で起こることに一喜一憂し、コトの顛末をただ見せ物として楽しんでいる。
いろんな人と出会って、いろんな事が起こって、いろんな運命が絡み合って・・
理想であったり、思想であったり、空想であったり、作者の様々な感情を投影した主人公が見る景色を、一歩引いた位置から作者と同じ視点で観る。いつも作者が隣に座っている。
ちょうど今みたいな感じだ。
俺の場合は座席が少し違うが、ライブで歌うことは小説を読む行為と似ていると思う。
名だたる小説家のように、君を俺と同じ席に座らせてみたい。
最近、毎朝目覚めたらウクレレを手に取って、その時の感情を言葉にして歌ってます。
察しのいい方はすでにお気づきのように・・
「眠い」しか出て来ません。笑
おはこんばんちわ、ZIGENでございます。
当日、インスタでLive配信するとの事です。アコースティックな夜会のアカウントを探してみてください。よければ同じ時間を過ごしましょう。