村上リョーケンのルーツを巡る
BARを早めに閉めて、ローカル線に揺られ龍野へ向かいました。俺、大人やん。
村上リョーケン(よく遊ぶムラカミの若い方)が、初めて主催のイベントをするって日でした。たった一人のポジションって孤独だったりしますよね。salonの子らも加古川の方のイベントに遊びに行ってもてるし。まぁ間違いなく入ってるやろから俺が行ったところで・・ とは思いながら、やはり気になったので行ってきました。
村上リョーケン
ガレリアアーツアンドティー、結構大きな会場でした。満員御礼。すごかったです。
彼のライブを皮切りに、彼のルーツを巡る旅が始まりました。
かの。
カリスマはリョーケンの幼馴染。窓の外は、川が流れてて、橋がかかってて、そこを車が渡って行って、言葉が空間に溶けていって、心地よかったです。
武内太一
一人だけ県大と関係ない地元枠。感情にストーリーがあって、時にめちゃめちゃ攻撃的になるけど、最後気づいたらなんとなく彼の優しさに包まれている。。みたいな感じです。心地よかったなぁ。
人としても包容力があるんでしょう。リョーケンがすごく頼りにしてる先輩のようでした。
ZOMI
巧いのは素人目にでもわかるんですけど。「世界 対 俺」弾き語りにもこんな人居るんやなぁ。歌詞が入ってこないくらいギラギラしてて、カッコ良すぎでした。
南野良介(ナンノリョウスケ)
この日レコ発。俺は後ろにまだ約束があったので作品を購入して帰ることにしました。1000円です。前の4組を聴く限り間違いないと思います。ググってみてください。
リョーケンのイベント。他の誰とも違う空間になってた。すごかったです。
村上リョーケンのルーツを巡る旅にはおまけがあります。
本竜野駅。列車に乗り込んだら向かいに座ってた外国人がウクレレ持ってました。
「ウクレレ?」
「うん、ウクレレ」
「ウクレレチイサイカライイ ソプラノ」
「俺のコンサート。1週間前に買った。」
彼はピーター、聞けばウクレレは30年くらい弾いてるそう。明日は佐用、その次は姫路、最後は北海道でライブ?パフォーマンス?して母国アメリカに帰るそう。
「俺、ウクレレはまだ1年ほど。そんなに遊べんねん。俺ラッパーやねん。」
ぶっかましました。笑
「チョットヤロウ」
男たちはわかり合ったのでした。
姫路駅で降りて路上セッション。キューバの曲も教えてもらった。歌詞もメロディーもしっかり忘れたけど、コードは覚えてる。スリーコード。また披露します。
ほんとに音楽は面白い。人種、年齢、性別より、日本語以外ゼロな俺が言葉を超えられることに感動します。
この日は完全に脇役のはずの俺にも、音楽の神さまは機会を与えてくれました。
村上リョーケンのルーツを巡る旅。それは俺にもいろんな出会いを運んでくれ、俺にとってもほんとにいい一日になりました。
ありがとう。