小劇屋Pin-Q

じげんのおススメ, 高砂放送局

今日は高砂の古民家カフェKOTIで演劇があって見に行ってきました。人生初めてってことはないと思いますが、物心ついてからは初めてだと思います。

普段とは会場の雰囲気が全然違うくて感動しました。小説に出てくる芝居小屋みたいでこれはこれで素敵。古民家ってすごいんですね。

小劇屋Pin-Qの「カラオケッター」という舞台でした。

カラオケ喫茶のマスターと、市の職員の話。たった2人のキャストで会場を引き込んでいきます。けしてカラオケの域を出ず、出ないままミュージカルの要素が巧みに取り入れられて、芝居小屋のグレイテストショーマンみたい。登場人物たちが生きる現実は、なんだか他人事には思えませんでした。笑

事故?ワザと?アドリブ?な、演者がドンパチやる瞬間もあってすごく楽しめました。

舞台の後の挨拶も印象的でした。

副業のつもりが、いつの間にか歳を重ねて、立ち位置が変わって、いちばん働ける立場、働かないといけない立場になって、いつの間にか演劇がなかなか出来ない・・

脚本家の女性と3人の劇団。衣装のセットも自前。物語は彼等の日常も投影してたと思います。

ほんとにいい時間でした。

 

自分の歌が歌えるようになると、人生はほんの少し豊かになります。